当社の強み 品質管理体制

EPLinkにおける品質管理体制

Quality
Management

当社の品質管理を担う専門部署として、品質管理部を設置しています。品質管理部は、治験施設支援業務に係る標準業務手順書をはじめ、各業務別のマニュアル、業務ツールの整備および運用を行っています。また、専門教育(治験施設支援業務の受託および実施に係る教育)を担い、各支店や関連部署と相互連携を図り、全社的な治験施設支援業務の質の向上、均質化に努めています。

品質管理体制図
  1. 01品質管理部の役割

    • 治験施設支援業務に係る標準業務手順書の作成および管理
    • 医療機関の手順書(雛形)の作成
    • 全社における品質確保のための対策の検討および実施
    • 治験施設支援業務における(GCP 省令等に関する)疑義事項の照会対応
    • QC点検(治験実施医療機関を訪問しCRC業務手順および治験データの適切性を確認)
    • 専門教育研修の企画、立案、運営
  2. 02治験におけるプロセス管理

    当社では、実施医療機関におけるリスクに基づくプロセス管理を支援、推進し、治験データの品質確保を図っています。
    各実施医療機関担当のCRC、SMA(治験事務局担当者)およびBD(施設営業担当者)が、治験担当医師および施設スタッフと協議の上、治験実施体制の構築およびプロセスの構築を支援します。また、品質管理担当者および品質推進責任者が実施医療機関を訪問し、プロセスに従い治験業務が実施されていることを第三者の視点で点検します。

    治験のプロセス管理
    1. STEP 01

      治験実施体制の
      構築

      • 医療機関/治験責任医師への働きかけ
    2. STEP 02

      プロセスの
      構築

      • リスクの抽出
      • リスクに応じたプロセスの構築
      • プロセスの明文化
    3. STEP 03

      治験業務の
      実施

      • プロセスに沿った治験業務
    4. STEP 04

      治験業務の
      確認

      • 品質管理担当者/品質推進責任者によるチェック(医療機関訪問)
    5. STEP 05

      プロセスの
      見直し

      • プロセスの最適化
      • 発生した逸脱の根本原因分析
      • 再発防止策の策定

    品質管理担当者/
    品質推進責任者による業務点検のポイント

    • 治験開始時

      • リスクに応じたプロセスの構築
      • 原資料の特定
      • 治験関係者間でのプロセスの共有
    • 治験実施中

      • プロセスの遵守状況
      • プロセスの妥当性
      • ALCOAに則った原資料の作成
      • 原資料の保管状況
    • フォローアップ

      • 懸案事項の改善状況
      • 逸脱/アクシデントの再発防止策の実行状況
      • 試験終了に向けた原資料の保管状況
  3. 03リスク管理

    品質管理部において全社のアクシデント情報を報告システムにより一元管理しており、アクシデントが発生した場合には、関係者や関連部署と連携し、迅速かつ適切に対応します。発生後、品質管理部では事故および発生した事故の背景要因等の調査・分析を行い、専門委員会(インシデント・アクシデント分科会)おいて、原因の究明と再発防止策等を検討し、速やかに実施して再発防止に努めています。

    当社は、コンプライアンスを重視し、治験データの信頼性確保に取り組んでいます。

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