CRC日記

2回の産休、育休を終え4月から復職しました。８カ月が経ち仕事にも慣れ、ふと気づけば産休前後で私自身も、私を取り巻く仕事の環境も変化しているなと感じています。

仕事の環境は感染症の影響もあり複数のCRCが試験の対応をできるよう準備をしていたり、一回のVisitに複数人で対応のチェックをしたりと以前よりも他CRCと一緒に仕事をする機会が増えています。

他CRCと一緒に仕事をする機会が増えると今まで話したことのなかったCRCとお話しする機会も増えます。当然ですがいろいろな人がいます。新卒入社の人、転職してきた人の前職は看護師さん、検査技師さん、栄養士さん、医療機器の営業さんなど。前は〇〇病院の××科で働いていましたなんて話を聞くのも興味深いです。CRCは医療資格を持っているイメージがありますが、必ずしもそうではありません。かく言う私も元MR（医薬情報担当）。いや、正確には元青年海外協力隊でケニア派遣という経歴なので転職組の前職について聞いてみると意外な事実がわかって面白いかもしれません。

私自身の変化はといえば産休前、平日は気持ちの上でも時間の上でも、仕事の占める割合が大きかったです。しかし復帰後は周囲に助けられ時短勤務内で業務をし、小さな怪獣たちを保育園までお迎え、夕ご飯とお風呂など戦いの日々。それが仕事に対して以前より少し距離をとり俯瞰で考えることができるようになっていると感じます。

忙しい毎日ではありますが自分自身に余裕がないと人間関係も仕事も家庭もうまく回りません。慌ただしくても気持ちはPole pole（ケニアの言葉で「ゆっくりゆっくり」の意味）でいきたいなと日々思っています。写真はPole poleなアフリカから臨むインド洋です。